2025/01/14
本物に触れて、豊かさを知る
前にも書いたけど、当店で一番ヤングなゲストは、女子高生。
定期的にお父さんの仕事(フレンチ、イタリアンの食材の卸し)について富山に来られる。
お父さんも東京の名店、銀座のKや目白のCに通っておられた強者だ。
「30年前、若者にはイングレーゼのシャツ高かったなぁ。」
イタリアへの造詣も深いから、娘さんが気に入れば懐もゆるくなる。
女子高生にして、クラシコに触れる。
今日は、マリアサンタンジェロとチルコロのコーディネートだ。
その娘さん、今春から富山の大学に通うことが決まった。めでたい!!
今年から富山居住。お父さんも地元と富山の二拠点生活。楽しみだなぁ。
なんか最近ヤングなゲストが増えてきたような気がする。
店主は年齢を重ねるだけだけど、マインドは30年前に戻っていってるから、まだ楽しみたいね。
昨年 紹介で成人式のスーツを買われたお兄さん。ティト・アレグレットのライトブラウンの上級者向きのスーツ。お母さんも一目惚れ。サイズもピッタリ。
成人式ギリギリでスーツに合うシャツも買ってもらいました。
本人もイタリア・ナポリのスーツに感動の嵐。
成人式ではきっと輝いていたはず。「絶対一番だから自信持って!」
シーラップのコートまで買ってもらって、エレガント!
若くして、いい服に触れる。いいことですね。
着続けることで、それを実感していく。
それは決して贅沢なことではない。
心を豊かにしていく道だと思う。
ちなみにお兄さんが買われたスーツ、サイズ44が一着あります。
着回しごたえありますよ。