お金じゃない、カッコイイものを見つけ、自分流に着る-RR
北陸はまだ寒い日が続くけど、店頭もかなり春めいてきた。
他店さんの春物入荷なんか見てると、どこもどのブランドも高いねぇ。
庶民派イタリア、アルバーノは、指くわえて眺めるしかないよ。皆さん、スゴイなあ。
イタリアクロージングも、ボリオリがDOVERで革命を起こしてから20年経つけど、「あの頃は良かった。」なんて感傷にふけってる場合じゃないよね。
アルバーノなら今吹く風にどう立ち向かう?
ベクトルは変わらないよ。前も言ったけど、好きなイタリア道を突っ走り❝艶クラシコ❞を目指そう。
でも、僕の頭の中は変えていかねばならないのだ!
僕と今扱ってる服、そして、大切なお客様の顔(今の顧客様、これから仲間入りしていただける方)。その三角関係が潤滑に回り、刺激を与えあっていけるように。
今春夏は、変化の一歩を踏み始めた。わかってもらえるだろうか?
今日は、まずアウターブランドのRRから春のスタートとしよう。
ロマーノ・ルドルフィがデザインするカバーオールジャケット。
庶民派の基本であるカッコイイと思ったモノを、ソコソコの値段で着こなす。
そこにはちょっとした技と自分らしさが溶け込んでいること。
そこに拘っていくのがこれからのアルバーノの課題である。
人からの評価は大事。お金じゃない。でも、頑張りすぎる必要もない。
RRの洗いの強いイージージャケット。
どこにでもあるようなジャケット。でも、ロマーノのデザインは解りやすいイタリアンフォルム。大人の色気ムンムンなカッコ良さ。
ちょっと思い切ったけど、セレクトした赤。
合わせ方は言うまでもなく、この赤を殺さないモノトーン主体。
続いては、ノーマルな紺。セットアップに見えるように近い紺のベルウィッチのSAKEを合わせた。セットにしても10万位。庶民派。
ラストは、ベージュ。これもセットアップに近いパンツを合わせた。
最近ベージュ系の色は、人気が高い。このジャケットのみワンサイズ大きいものを着ています。