庶民派10万円こーでねーと・ジャンネット&ベルウィッチ
今春夏の仕入れは悩んだ。
過去 経験してきたような嬉しい悩みじゃない。
どのブランドを優先すべきか? どのブランドを切り捨てるか? シビアだよ。
「あれもいいけど、これもいい。リンダ、困っちゃう。」
なんて言ってる場合じゃない。
切り詰めたバジェット(予算)の中で、いかにうまく振り分けるか?
急にそういう方向にいった訳じゃない。コロナくらいから徐々に変更を強いられてきた。
その中で自分の立ち位置、売り上げの推移をリアルに感じながら、方向性を探った。
とりあえず春夏は重くなく、軽めにライトにシンプルにイタリアにこだわっていこう。というところに落ち着いた。
ウチの強みであったスーツ・ジャケットにこだわる時代じゃないだろう。
でも、やめる訳じゃない。目一杯おさえながら、こだわっていけばいい。
モノ本体にこだわるのは、一旦止めよう。庶民派にはムリ。
もっと軽いモノで、原点に返って華やかなイタリアを演出していく。
流行がどこに向かおうが、気にしない。
ウチのお客様も、僕も高額なモノに興味はない。
コスプレも悪いわけじゃない。カッコイイモノは取り入れていけばいいと思う。
そんな気分で今後はファッションに向き合っていくつもりだ。
モチロン機会があれば、モノへのこだわりも復活していくかも。
今日は、ジャンネットのシャツジャケット。
何度もやっている。ジャケット・パンツ・ジレ。
肝心のシルエット、フォルムはいいと思う。(ここが大事。)
コードレーンのサックスブルー。昨年 ティトで、セットアップを入れた。
コットン100で、5万円台。
僕の私物を含めて合わせてみた。
ベルウィッチのJモレッロのブルーのパンツと合わせて、10万でおつりがくる。
イタリアメイドのカッコ良さは保証します。軽いでしょ。